リフォームから12年。色あせないデザインと住み心地
築45年の長屋をこれから先も長く快適に過ごせる住まいへ大改装

大阪市・O邸 | 一戸建て | 築45年 | 費用 1900万円

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子どもの成長とともに家族構成が変化し、高齢の叔母の介護とこれからの自分たちの暮らしを見据えて長く暮らせる住まいへとリフォーム
店舗だった1階前面は車いすも置ける広い土間のある玄関に。壁・天井はすべて珪藻土仕上げ。当時では珍しい施工だった
霞ガラスの目隠しで、外からの視線を遮りつつ光を室内に
杉ムク材のフローリングに合わせ、ダイニングテーブルも同素材で造作。定期的に手入れをしているので、リフォーム当時と変わらない美しい木目が浮かび上がる
リビング・ダイニングから、キッチンが丸見えにならない高さに設定された収納付きリビングカウンター。天板はイタリア産の大理石を使用
ステンレスで造作した棚や床下収納など、機能的なキッチンの勝手口からはガレージへと繋がり、動線も便利
ケヤキのカウンターに陶芸家デザインの洗面鉢と古木で作った鏡をコーディネートしたトイレ
珪藻土の壁と天井が調湿・消臭効果を発揮する2階のリビング。梁を補強して天井を上げ、開放感のある空間に
2メートルの大きな座卓は北欧パインの集成材で造作。掘りこたつを使わないときには床板で蓋をしてフラットにもできる
部屋内の戸袋に仕舞える障子を締めると和洋折衷の雰囲気に。珪藻土仕上げの室内は、日の光や照明の光を受けて柔らかな表情を見せてくれる
珪藻土仕上げの天井や壁のお陰で、愛煙家が12年暮らした部屋とは思えないほど、くすみのない状態を保っている
長屋2軒分を繋げてひとつの住まいに大改装
京都の町家をイメージしてデザインされた縦格子の引き戸は、室内に光と風を届けてくれる
戦後の廃材で建てられた長屋。腐朽した柱や梁を差し替え、追加し、耐力壁を補強して長く暮らせる住まいへと再生した
リフォーム当時では珍しかった珪藻土仕上げの外壁は、12年経ったいまも美しいまま。スウェーデン車SAABとともに
リフォーム費用
[1期工事]
1,450万円
仮設・解体工事
800,000円
木・造作工事
3,000,000円
石・タイル工事
800,000円
鋼鉄建具工事
300,000円
木製建具・内装・雑工事
250,000円
住宅設備工事
3,100,000円
給排水・ガス設備・電機工事
1,500,000円
構造補強工事
2,000,000円
外構工事
500,000円
リフォーム費用
[2期工事]
450万円
仮設・解体工事
400,000円
木・造作工事
800,000円
石・タイル工事
200,000円
鋼鉄建具工事
300,000円
木製建具・内装・雑工事
600,000円
住宅設備工事
200,000円
給排水・ガス設備・電機工事
200,000円
構造補強工事
800,000円
外構工事
1,000,000円